本日は雨樋の取り付けに来ました。
神社の屋根なので普通の一般家に比べて大きいのはもちろんですが、まさかの一部雨樋がないという事だったのです・・・・
その結果がこんな感じでした。
苔の生えているのが分かりますね。
生えている箇所は雨樋がなく雨水が直接落ちてきてしまった部分でした。
ここはまだ地面だったので良かったですが、箇所によっては木の部分に雨水が落ちて若干腐り始めてきてる部分もある現状でした。
これによって家が崩れるとかはありませんが、意外と水が落ちる音ってうるさいんですよね。
夜寝てて蛇口が緩んでて水道水のポトンポトンって音なんか気になって眠れず、最近起きたなんてことが私ありました。
てなわけで早速雨樋を付けていきます。
施工前です。特に何もついていません。これでは残念ながら雨水落ち放題です・・・
雨樋を付けるための吊り金具を設置しました。
次に雨水を排水するための集水器を作ります。
樋に鈑金ばさみで穴をあけ加工しちょっとごつい集水器を取り付けます。
先程加工した樋と集水器を金具に取り付けます。
また、樋にたまった雨水を地面に垂れ流すための竪樋の金具も打っておきます。
先程打った竪樋金具に竪樋を設置し、雨水を受ける軒樋をつなげて完成です。
これで雨水が屋根から地面に直接落ちて音がうるさくなる、落ち際に地面や木が腐ってしまう心配はありません。
雨漏りとは違う樋漏りと言ったところでしょうか。
意外に多いんです。よくベランダに落ちてしまうとかで修理を受けることが多いですね。
樋の取り換え、一部修理も承っていますのでお困りの方はお問い合わせください。