寒い日がまだまだ続きますね。
春の到来が待ち遠しいです。本日は新築現場でルーガという瓦で施工をしていきます。
このルーガという瓦材ですが「軽い」「丈夫」「長持ち」なんです!!!!
耐震もばっちりなんです!!
普段新築現場は更新していないのですが、今回は良い屋根材なので紹介も兼ねて更新させていただきます。
あらかじめ大工さんが作っていたコンパネ(ベニヤ板のような木材)にEXルーフ(防水シート)をあらかじめ貼っておきました。
大きいアパートになるので写真では収まりきれないほど広いです。120坪あります!!鬼ごっこできますよ!!笑
屋根の軒先周りに鈑金を打っていきます。
瓦施工の前にまずは屋根の角に鈑金を打つことで雨漏りの防止していきます。
これだけ打つのも全体が長いのでなかなか時間かかります。
軒先から施工していきます。
もちろん雪止めもしっかりと打っていきます。
ちなみにこの瓦はくぎで打っていきます!!ここからひたすら瓦打ちを繰り返します。
ひたすら瓦を打っていきました。やっと天板に近づき、もうすぐで半分終わります。 屋根の勾配がある中なので夕方には足がパンパンになってきます。
片面が葺き終わりました。もう片面も葺いています。屋根材を乗せているので少しごちゃごちゃしていますが、順調に進んでいます。ここまでやるのに防水シート貼り→墨打ち→屋根材荷上げ→屋根葺きで丸々5日です。 見た目的には完成が近づいてきましたが、ここから細かい部分をやっていきます。
棟の部分(屋根のてっぺん)の施工前に垂木を打ち下地材とします。
さっきのままだと下地が雨水で腐ってしまうので、さらに防水シートを被せます。
これはかなりの粘着力があるのでなかなか剝がれません。
最後にカッパを被せて大屋根の完成です。
これは上からくぎで打っていきます。
側面部にケラバを設置していきます。最後にこれをやらないと木が丸見えかつ、側面部から漏ってしまいます。
以上で完成です。
大きい屋根でしたが長方形型の切妻屋根だったので割と早く施工できました。
これが寄棟型だったりすると屋根材の加工が多くなってしまうので+α費用と時間がかかてしまいます。
それにしてもルーガ瓦きれいですね!!
大工さん、現場監督も気に入ってくれました!!
そして何より丈夫です。トンカチで頑張ってたたいてもなかなか割れないんです。むしろ割る方が大変・・・
あとは日本瓦と比べて軽いので耐震性がかなり高いです。